航空部品の原価 — 削り出し比率と、書類の費用
航空機部品の原価計算。工程は機械加工と同じですが、素材が高価なため削り落とす比率が決定的で、証明書類の作成も実在する費用です。
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工程は**機械加工**と同じです:素材、段取り、切削、測定。まずそのガイドを読んでください。機械時間も工具寿命の計算もそのまま使えます。
違いは二つで、どちらも同形状の他業種部品より原価を大きく押し上げます。
削り落とす比率がこの表を決める
航空部品はブロックからの削り出しが多く、素材重量の大半が切粉になります。他業種では素材が安いので問題になりませんが、ここでは素材が高価なので**切粉の中の金額が加工工数を上回る**ことがあります。
測り方:払い出した素材重量 ÷ 完成品重量。計上は**素材重量**で、完成品重量では計上しません — この分野で最も多い誤りで、部品を大幅に安く見せます。
高価な合金の切粉はゼロではありませんが素材価格よりはるかに低く、スクラップ業者の計量伝票の単価を使います。二重に引く — 素材を軽く計上し、かつ回収も控除する — と表が誤った形で良く見えます。
書類と認証は実費
部品は付随する書類があって初めて使えます。その書類作成には実費がかかり、自分で計上しない限りどの行にも現れません。
- ロットごとの記録作成と保管の工数 — 労務に、原因を明記して。
- 要求される非破壊検査 — 外注なら外注加工、自社なら機械時間。
- 認証の維持と定期監査 — 工場間接費。
- 寸法ではなくトレーサビリティ不足で不合格になった部品 — 不良だが、原因を明記する。
最後が注目に値します。加工のどんな改善も届かない種類の不良だからです。原因を分けて書くことが、正しい病気を治しているかを知る条件です。
機械加工から三つ変える
| 費目 | 変わる点 |
|---|---|
| 材料 | 払い出し素材重量で計上し、削り落とす比率を明記する |
| 労務 | 書類とトレーサビリティの行を、生産と分けて追加 |
| 間接費 | 認証維持と定期監査の費用を追加 |
残る七つは機械加工のガイドどおりで、工具費もそのまま — 難削材で工具が早く摩耗するため、この業種では重い行になります。
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