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改善前・改善後の原価表の入力方法 — 削減率を正しく出すために

改善前と改善後の原価表で各行をどう入力するか(名称・標準コード・メーカー・月産数・サイクルタイム)。削減率、ROI、回収期間を正しく計算させるための入力の勘どころ。

更新日

Costdown は二つの表を比べて削減率を出します。改善前の原価と改善後の原価です。「" + juuKoumoku.title + "」の記事は十の原価項目が何かを説明します。この記事はその項目の中の一行一行をどう正しく入力するか — どの項目を埋めていても必ず出てくる部分を説明します。

自分の案件が実際に触れる項目だけ開く

どちらの表も十項目すべてを求めてはいません。改善が実際に関わる項目だけを選んで行を足せば十分です。典型的な案件が触れるのは一つか二つで、十ではありません。

改善によって、改善前になかった項目が改善後に現れることがあります(設備を一台追加した場合など)。逆に改善前にあった項目が改善後に消えることもあります(不良がゼロになった場合など)。二つの表が同じ項目を開いている必要はありません。

行の名前

この行が何なのか、自分にも読む人にも分かるようにする見出しです。計算には影響しません。

どの行にも付ける価値があり、一つの費目に複数行あるときは必須です。付けないと、どれがどれだか後で分からなくなります。

「旋盤オペレーター」「CNC 3号機」「SS400 10mm 板」など。

社内の部品番号、設備番号、班の名前、工程名を入れても構いません——読む人があなたの現場と突き合わせられるものなら何でも。

標準グループ

材料や設備の業界標準コードです。これを選ぶことが、あなたの事例を他社と比較可能にします。

一致するもの、または近いものが見つかったら選びます。合うものがなければ OTHER を選び、実際の名称を行の名前に書いてください——似ているだけのコードを選んではいけません。後から誰にも検出できない形で比較データを汚します。

SS400(日本)= S235JR(ドイツ)= A36(米国)= Q235(中国)——四つのコード、統計上は一つのグループ。

検索欄は別名も受け付けます。「1.4301」と打っても SUS304 が出ますし、「ステンレス 304」でも出ます。自国のコードを知っている必要はありません。

メーカー

この材料や工具を作ったのは誰か。任意ですが、実際に役立ちます。

分かるなら入力します。ノーブランドや不明な調達なら空欄で構いません。切削工具では強く推奨します——同じ ISO コードでもメーカーが違えば寿命も価格も数倍違うことがあります。

同じ CNMG120408 のインサートでも、サンドビック 4325 とコーロイ PC9030 では価格も寿命もはっきり違います。

メーカーを記録しておくことが、後日「どのメーカーなら安くて使えるか」に答えられる唯一の道です。

月産数量(個)

この工程が月に何個作るかです。

必須です。設備の定格能力ではなく、直近数か月の実績平均を使ってください——能力は「できるはず」の数、数量は「実際にやっている」数です。

月 1,500 個 → 1500 と入力。変動が大きいなら3か月平均を取ります。

月平均ではなくロット単位で動いているなら換算してください。四半期 3,000 個 → 1000 と入力。複数の工程を直列に通る製品で、各工程に不良率がある場合:最初の工程の数量は最終の出荷数より多くなければなりません——その下流すべての不良を賄う必要があるからです。最後の工程から逆算してください。前工程の数量 = 後工程の数量 ÷ (1 − 後工程の不良率)。逆算せずに全工程へ同じ数量を入れると、前工程の原価を低く見積もることになります。

担当数量(個)(労務の行のみ)

この人が月に何個を扱うかです。

必須です。複数の製品を扱うなら、原価計算している製品に属する分だけを入れてください——その人の総生産数ではありません。

この品番を 1,000 個作る → 1000 と入力。別の品番を 2,000 個作っていても関係ありません。

一人が複数台を見ているなら、この工程で実際に扱う個数を入れてください——時間の按分はサイクルタイムがすでに担っています。直列の多工程ライン(組立)では、全ステーションの月産数量に同じ値——ラインの実際の処理能力、つまり最も遅いステーション(タクトタイム)で頭打ちになった数——を使わなければなりません。各ステーション自身の最高速度ではありません。速いステーションを自分のサイクルタイムで原価計算すると労務費を過大に見せます。現実には遅いステーションを待っているからです。

サイクルタイム(秒)

この工程で1個を仕上げるのに必要な秒数です。

必須です。何回か測って平均を取ってください。カタログ値は使わないこと——段取りも工具交換も待ちもない理想条件を前提にしているからです。

軸を旋削するのに 45 秒 → 45 と入力。1回のチャッキングで 80 秒に 2 個できるなら → 40 と入力。

工程が分や時間で測られているなら換算してください。2 分 = 120、1.5 時間 = 5400。

計算設定は二つの表で共通です

「計算設定」のブロック(月の稼働日数・直数・一直の時間・実働係数)はフォームに一度だけ、両方の表の上に現れます。改善前と改善後で別々に入力するものではありません。

理由は、これが労務費と設備費を一個あたりに割り付ける分母であり、両側で共通だからです。改善によって直体制が実際に変わる場合(三直から二直へなど)は、共通設定をいじるのではなく原価の行そのもので表してください — 労務の行を減らす、機械時間を減らす。共通ブロックを変えると改善前の側も計算し直され、比較の基準そのものが壊れます。

両方の表を入力し終えたら

システムが各項目の行を合計し、項目を合計して片側ごとの一個あたり原価にし、改善前と改善後の差を削減率として出します。手計算は一切要りません。

項目や行が空のままなら、公開する前に下の「六つの欄」の記事を読んでください。そのほとんどは、何の警告もないまま原価を実際より安く見せます。

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