電力・水道事業の原価計算 — 不良品の代わりに送配電損失
発電・水道事業の原価を10費目で整理。再生可能エネルギーでは燃料費がゼロになり得ること、損失は製品単位ではなく総供給量に対する率で発生することが特徴です。
更新日
単位は1kWh(発電)または1㎥(給水)。発電を例に説明しますが、水道も同じ構造です。
流れ
- 燃料・原水の調達
- 発電・浄水
- 昇圧・送水
- 送配電・配水
- 計量・料金徴収
- 設備保守
二つの特徴
1. 燃料 — 電源によってはゼロ
火力では燃料が最大の費目ですが、太陽光・風力では燃料費がなく、原価のほぼすべてが設備償却と保守になります。空欄ではなく「0」と明示してください — 入れ忘れとの区別がつきます。
2. 送配電損失 — 総供給量に対する率
発電した電力の一部は顧客に届く前に失われます。製品1個ごとの不良ではなく総供給量に対する割合なので、不良率の欄に「送電量に対する損失率」として入れ、販売量ベースで原価を見ます。
その他の費目
機械(発電設備、変電設備 — 保有、償却期間が長い)、労務(運転員、保守員)、消耗品(フィルター、潤滑油、浄水薬剤は材料でも可)、外注(定期点検、大規模修繕)、手直し(停電後の復旧作業)、梱包(なし)、運搬(燃料輸送)、経費(系統運用、検針、本社経費)。
関連ガイド
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次にすること
読み終えたら、自分の数字を知る一番早い方法は実際に入れてみることです。登録不要、保存もされません。
自社の数字で計算してみる →読んでみて「これはもうやった」と気づいたなら、ここに残してください。後の人はあなたが歩いた道を歩かずに済みます。
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