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保全・修理サービスの原価計算 — 単位は製品ではなく工数

設備保全・修理サービスの原価。単位は作業1時間または1件、部品は案件ごとに調達し、手直しは「誤診断による再修理」を意味します。

更新日

保全・修理が提供するのは数えられる製品ではなく、故障を直す・防ぐ**サービス**です。単位は作業1時間、または修理1件 — 顧客への請求方法に合わせてください。

作業の流れ

  1. 依頼受付・定期保全計画
  2. 診断・点検
  3. 対応方針と見積
  4. 部品手配
  5. 修理・保全作業
  6. 試運転
  7. 検収・引き渡し

二つの特徴

1. 労務が主役、材料ゼロの案件もある

調整や校正だけで部品を交換しない案件は珍しくありません。交換部品は生産ロットではなく**案件ごと**に、その案件に必要な数だけ手配します。

2. 手直し=誤診断・施工不良による再修理

製造業の手直しは出荷前の不良品の修正ですが、ここでは引き渡したサービスが持たずに呼び戻されることです。保証期間内の再修理率は、顧客の設備ではなく**保全チーム自身**の品質指標です。

その他の費目

機械(診断機器、測定器 — 保有)、損失(分解時に再使用予定の部品を壊した場合のみ)、消耗品(溶接棒、砥石、ドリル)、外注(メーカー技術者の派遣、測定器の校正)、梱包(ほぼなし)、運搬(人員と部品の現場移動 — 重量ではなく1回ごと)、経費(サービスカー、予備品在庫)。

裏付けになる記録

  • 修理依頼票・保全計画
  • 診断記録と対応方針
  • 案件別の部品出庫票
  • 検収記録(保証期間内の再修理を含む)

関連ガイド

次にすること

読み終えたら、自分の数字を知る一番早い方法は実際に入れてみることです。登録不要、保存もされません。

自社の数字で計算してみる

読んでみて「これはもうやった」と気づいたなら、ここに残してください。後の人はあなたが歩いた道を歩かずに済みます。

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