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不動産管理の原価計算 — 最大の費目は外注

賃貸不動産の運営・管理原価。単位は管理面積1㎡×1か月で、清掃・植栽・設備保守などの外注が最大の費目になります。建設工事とは別物です。

更新日

建設が新しく**建てる**のに対し、不動産管理は既に貸している物件を**運営する**仕事です。引き継ぎ、良い状態の維持、入居者への引き渡しを繰り返します。単位は管理面積1㎡×1か月。

業務の流れ

  1. 物件の引き継ぎ
  2. 定期清掃
  3. 植栽管理
  4. 設備保守(電気、給排水、エレベーター、空調)
  5. 突発対応
  6. 入居者・オーナーへの引き渡し

二つの特徴

1. 管理面積×月

倉庫と同じ面積×期間の考え方ですが、目的は物品の保管ではなく物件の運営です。一部だけ管理しているなら、施設全体ではなく実際の管理面積で割ってください。

2. 外注が最大の費目

清掃、植栽、専門設備の保守は専門業者に委託するのが一般的です。材料や機械が主役の製造業とは逆で、正確な数字を集める手間を一番かけるべき費目です。

その他の費目

材料(小修繕の塗料・補修材、清掃薬剤 — 発生ごと)、機械(清掃機、配管保守工具 — 自社清掃班がある場合のみ)、労務(警備、受付、常駐技術者)、消耗品(清掃用品)、手直し(修理後に再発した不具合)、梱包(なし)、運搬(ほぼなし)、経費(現地管理事務所、建物保険、複合施設の共益費)。

裏付けになる記録

  • 清掃・植栽・保守の委託契約
  • 引き渡し・定期検収の記録
  • 突発対応の記録と対応時間
  • 小修繕の請求書

関連ガイド

次にすること

読み終えたら、自分の数字を知る一番早い方法は実際に入れてみることです。登録不要、保存もされません。

自社の数字で計算してみる

読んでみて「これはもうやった」と気づいたなら、ここに残してください。後の人はあなたが歩いた道を歩かずに済みます。

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